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愛犬が下痢!粘液と血が混ざるときの原因とは?
「下痢便の中に粘液のようなものや血も混ざっている・・・」
愛犬にそんな症状があるのなら
以下になぜ愛犬の下痢便の中に粘液や血が混ざっているのか?
わかっていただけるはずです。
ただ、あらかじめ言っておきますと
- 愛犬の食欲がまったくない
- ぐったりしている
- 嘔吐が何回も続く
といった症状も下痢以外になるなら
腸閉塞の可能性があります。
腸閉塞とは腸に石やゴム、腫瘍がつまっていて
緊急手術を受けないと助からない病気です。
あるいは便に血が混ざるというより
大量のトマトジュースのような血液が
肛門から出て来るなら、
犬パルボウイルス感染症の可能性もあります。
その場合には以下の文章を読まずに
すぐに動物病院に連れて行ってあげてください。
以下は下痢便だけど、ぐったりしてないし
何十回も嘔吐をしていない愛犬の飼い主さんだけ
お読みください。
愛犬が下痢!粘液と血が混ざるときの原因とは?
まず人間もそうですが愛犬の腸は2つにわかれます。
小腸と大腸です。
私たちは食事を摂ると
口
↓
食道
↓
胃
↓
小腸
↓
大腸
↓
肛門
と食べ物がやがて便に変わり
排出されていきます。
小腸は胃に近い方、
大腸は肛門に近い方だと理解してください。
そして、下痢を起こしている場所が
小腸なのか大腸なのか?判断する一つの材料が
下痢便に粘液が混ざっているかどうか?です。
粘液が混ざっている方を大腸性の下痢といい、
粘液が混ざっていない方を小腸性の下痢といいます。
他にも血液の色が真っ赤なのは大腸が原因であることが多く
血液が黒っぽいなら小腸が原因であることが多いです。
小腸性の下痢の場合血液の色が黒っぽくなるのは
血液は鉄が混じっているからです。
腸から出血をして肛門まで行くのに時間がかかり
酸化するからです。
鉄って時間がたって錆びると黒くなりますね。
あれと同じ現象が血液にも起こるのです。
逆に大腸で出血してもすぐに肛門に届くので
赤いままの血液が便に混ざって出てきます。
あと、「どうして下痢をすると出血するの?心配なんですけど・・・」
という方もいらっしゃいます。
腸にも私たちの顔にできるニキビができます。
専門用語を使うと顔にできたニキビを皮膚炎といい、
腸にできたニキビを腸炎と言っているのです。
そして、腸にできたニキビがつぶれて出血したため
下痢便に血が混ざっているのです。
もちろん大量出血の場合には
舌の色も真っ白になりますしぐったりするでしょう。
ですが、この記事をここまで読んでいるあなたのワンちゃんは
そこまで重篤な症状がないはずです。
だったら、下痢便に粘液と真っ赤な血が混ざっているのは
大腸炎という病気が原因でしょう。
その場合には、子犬でないなら
1日絶食することから始めてください。
「水分はどうしたらいいの?」
と心配な方は、動物病院で点滴治療を受けるとか
少量の水を与えるようにしましょう。
とにかく絶食させることで
胃や腸を休ませることが大腸炎の治療で重要です。
最後にまとめますと、愛犬の下痢便の中に
血液と粘液が混ざるのは、大腸に炎症が起こっているから。
対処法としては子犬でないなら
1日絶食させることです。
それでも改善しないようなら動物病院に連れて行ってあげてください。
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