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犬の痛み止めに潜む副作用とは?
腰を痛めて動物病院に診察に来るワンちゃんは多いです。
特に肥満の犬ほど腰を痛めやすいです。人間と同じですね。
犬は四足で歩いています。
だから重力という空から地面に向かう力に対してもろに背骨に負担がかかります。
そのため肥満の犬はより背骨に負担がかかるため腰痛になりやすいのです。
もし愛犬が腰痛や関節痛などの痛みで苦しんでいるなら
動物病院では痛み止めのお薬が処方されます。
犬用の痛み止めは大きく分けて2種類に分けることができます。
- ステロイドの痛み止め
- 非ステロイドの痛み止め
です。
「ステロイドと非ステロイドの違いって何?」と疑問に感じている方はこちらの記事をご覧ください。
⇒犬の痛み止めならステロイドか非ステロイドのどちらがおススメなの?
この記事ではステロイドと非ステロイドの痛み止めの副作用について解説します。
といっても私が実際にペットの診療をしていて感じる副作用を記載します。
「お前誰だよ!?」と思われた方、こちらをご覧ください。
⇒当サイト管理人のプロフィールはコチラ
愛犬に痛み止めを飲ませるとどんな副作用がでることがあるの?
犬用ステロイドで代表的なお薬がプレドニゾロンです。
よくある副作用が糖尿病と肝疾患です。
ステロイドを1ヶ月といった長期で使用すると
たいてい血液検査をしたらALTやALPという血液検査の中でも肝臓の数値が上がりますね。
ただ、ステロイドをやめたら1週間くらいで副作用は改善します。
あと、糖尿病は通常の痛み止めの量(1mg/kg以下の量)だったら
起こったところを見たことがありません。
でも、ステロイドを免疫抑制量(2mg/kg以上)使用すると
数日で糖尿病になっているワンちゃんを獣医になりたてのころたびたび目撃しました。
犬用非ステロイドの代表的なお薬はメタカムです。
副作用でよく見かけるのが
胃や腸に負担がかかり食欲が落ちる、食欲不振です。
ひどいと血を吐いたり、血便が出たりします。
常識の範囲内の使い方をしていたら
これ以上のひどい副作用を見たことがありません。
こんな感じで、犬に使う痛み止めの副作用を理解したうえで
お薬を購入するようにしましょう。
犬用ステロイドの詳細はコチラ⇒プレドニゾロン5mg
犬用非ステロイドの詳細はコチラ⇒メタカムシロップ
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