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アトピカとステロイドの3つの違いを知ってから選択しませんか?
アトピー性皮膚炎は原因不明の皮膚病です。
でも、愛犬や愛猫はものすごくかゆがります。
だから、かゆみなどの症状を抑えるためにアトピカかステロイドが処方されます。
ただ、アトピカかステロイドのどちらを処方するかは
動物病院の獣医師の判断しだいです。
「何が言いたいの?」と思われたかもしれません。
私が言いたいのはアトピカにもステロイドにも
いいところと悪いところがあるということです。
このことを飼い主さんが知らずに盲目的に受け入れてしまうと
「あとで誰かの情報を読んで知ったときにものすごく後悔してしまうのではないか?」と思ったのです。
実際、アトピカとステロイドは同じアトピー性皮膚炎のお薬であっても
まったくタイプが違うお薬です。
そこでこの記事ではアトピカとステロイドの3つの違いについて説明します。
この3つの違いを理解していただければ
ご自身の判断でステロイドかアトピカを選択できるようになります。
そして、かかりつけの動物病院の先生に相談しお薬を変更してもらったり、あるいは別の動物病院に転身したり、ご自身で個人輸入をしたりすることができるようになります。
アトピカとステロイドの3つの違いとは?
アトピカは免疫抑制剤。
免疫を抑制すること”だけ”に特化したお薬です。
だから、免疫を抑える以外に使うことができません。
アトピー性皮膚炎やアレルギー性皮膚炎は
愛犬や愛猫の免疫が過剰に反応して起こる病気です。
だからこそ、免疫抑制剤であるアトピカが効果的なのです。
それから、ステロイドは副腎皮質ホルモン。
副腎という腎臓の隣にある臓器から分泌されるホルモンです。
人工的にステロイドを作って愛犬や愛猫に飲ませています。
ところで副腎皮質ホルモンは免疫という部分だけでなく全身に作用します。
たとえば、全身の痛みに効きます。
頭が痛いときにステロイドを飲むとすぐに頭痛が治まります。
また、関節炎にもステロイドは効きます。
しかもステロイドは高容量だと免疫抑制効果もあります。
だからアトピー性皮膚炎やアレルギー性皮膚炎に効果があるんですね。
でもアトピカは免疫を抑制する作用しかないので痛みには効きません。
ちなみにステロイドに対して
非ステロイドといって有名どころではバファリンやロキソニンなどがありますね。
非ステロイドはステロイドの作用の中でも
痛みを抑えることや熱を下げることだけに特化したお薬です。
だからステロイドのように免疫を抑える効果はありません。
ステロイドは即効性があります。飲んで1時間もあれば効いてきます。
ですがアトピカは効果が出て来るのに1ヶ月くらいかかります。
とはいえ、副作用はステロイドの方が強いです。
- 血糖値が上がり糖尿病になりやすい
- 肝臓に負担がかかる
- おしっこの量が増える
- お水を飲む量が増える
- クッシング症候群というホルモンの病気になりやすい
- 胃や腸に潰瘍ができて食欲不振になりやすい
などがあります。
- 嘔吐
- 肝臓に負担がかかりやすい
くらいです。
つまり、作用が出る時間は圧倒的にステロイドの方が早い反面、
副作用がきついわけです。
逆にアトピカは作用が出る時間はかなり長いですが
副作用が少ないです。
したがって、アトピー性皮膚炎のような長期間飲み続けるお薬なら
アトピカの方が愛犬や愛猫にとっておすすめできます。
副作用に関してはステロイドの方がきついわけですが、
値段はステロイドの方が圧倒的に安いです。
1錠それこそ30円くらいではないでしょうか。
ですが、アトピカは1錠300円から1,000円くらいかかります。
ステロイドもアトピカも体重にもよりますが
1日1錠くらい必要です。
だから、1日当たりアトピカを選択すると約10倍高いです。
1ヶ月飲み続けるならステロイドなら1,000円くらいであっても
アトピカなら10,000円〜30,000円くらいかかります。
1年だったらステロイドなら12,000円くらいですが
アトピカなら12万円〜36万円くらいかかります。
「アトピカ高すぎる!」と思った方が大半でしょう。
ですが、副作用のことを考えるとアトピカを選ばざるを得ません。
こういったことを理解したうえでアトピカを選ぶなら
個人輸入、つまり通販をおすすめします。
個人輸入なら動物病院で購入するより圧倒的に安い価格で
アトピカを手に入れることができます。
アトピカの投与量は体重1kgあたり5mgです。
たとえば、体重が10kgの愛犬なら50mgのアトピカが必要です。
愛犬の体重を測ったうえでこちらをご覧ください。
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